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デジ・ライフコラム
「今度の会議で、新企画の発表しなきゃいけないのに、いいアイデアが浮かばないよ…」
いつも、そんな悩みを抱えている方は多いのではないでしょうか?
でも、アイデアを作ることって、ひらめきや才能のある人だけが出来るものじゃないんです。そう、ちょっとしたコツと訓練によって、誰でも新しい発想を生み出すことができます。
今回は、日常生活の中で簡単に実践できる、アイデア発想法のコツをご紹介します。ぜひ、読み進めてみてください。
INDEX
1. 五感を研ぎ澄ましてアイデアに気づく
日常に潜むヒントに気づく
時に、アイデアの種は、日常のあらゆる場所に隠されているものです。
そこで、普段は使わない五感すべてを使ってみることで、案外今まで見過ごしていたものが見えてくるかもしれませんよ。
- 視覚: いつもと違う道を歩く。美術館や写真展に行く。色の組み合わせを意識する。
- 聴覚: 鳥のさえずり、風の音、街の喧騒に耳を傾ける。色々なジャンルの音楽を聴く。
- 嗅覚: コーヒーの香り、花の香り、雨上がりの匂いを楽しむ。アロマを焚いてみる。
- 味覚: 旬の食材を味わう。色々な国の料理に挑戦する。味の組み合わせを考える。
- 触覚: differentな素材に触れる。自然の中に身を置く。
偉人には、ものを考えるときに歩きながら考える、という方も多くいました。五感を刺激することで、脳が活性化し、新しい発想が生まれやすくなります。
2. 視点を変えの見方を変える
可能な限り、物事を多角的に捉える
同じものを見ても、人によって捉え方は様々です。
- 立場を変えてみる
- 時間軸を変えてみる
- 尺度を変えてみる
180度視点を変えるからこそ、今まで思いもしなかった、新しいアイデアが生まれる可能性があるんです。
例えば、いつもなら「顧客」の立場として自社の商品を見てるでしょう。
では、これを「開発者」の視点で考えてみたら・・・新しい改善点が見えてくるかもしれません。
3. 既存のアイデアを組み合わせてみる
既存のものを掛け合わせてみる
斬新なアイデアを使った製品をみたとき、どうやって思いつくのか不思議に思うことがありませんか。実は、既存の製品の機能を組み合わせることで生まれていることが多いのです。
- 異質なものを組み合わせる
- 意外なものを組み合わせる
- 無関係なものを組み合わせる
これまでにあったいい者同士を組み合わせることで、今までにない新しい価値を創造することができます。
例えば、「音楽」と「アロマ」を組み合わせることで、リラックス効果を高める新しいサービスが生まれるかもしれません。
4. 制約を加えて集中してみる
自由な発想を制限する
議論の場で、”自由に考えてみよう!”ってよく言いますね。でも自由すぎると、かえって発想が発散しまうこともありますよね。
- テーマを絞る
- 条件を付ける
- 制限時間を設ける
むしろ、制約を加えることで、発想が集中し、より具体的なアイデアを生み出すことができたりするもんです。
例えば、「100円以内でできること」という制約を設けることで、限られた資源を有効活用するアイデアが生まれるかもしれません。
5. 逆転の発想で振り返ってみる
常識を疑ってみる
1人で考え込んでいる方は、自分の中や、自組織の中だけで一生懸命考えて当然と思っていませんか。
この「当然」を、思い切って逆転させてみると、意外なアイデアが生まれることがあります。
- 良い面と悪い面を逆転させる
- 原因と結果を逆転させる
- 主役と脇役を逆転させる
逆転の発想は、固定観念を打ち破り、新しい視点を与えてくれます。
例えば、これまでは悪いと思っていた「欠点」が、逆手に取った商品開発は、逆転の発想の好例です。
6. アナロジー思考で考えてみる
類似なものからヒントを得る
一生懸命考えすぎて、実は視野が狭くなっていませんか。一見関係もないと思われる、別な他の分野から、アイデアのヒントを得ることができることがあるのです。
- 自然界から学ぶ
- 歴史から学ぶ
- 異文化から学ぶ
アナロジー思考は、発想の幅を広げ、独創的なアイデアを生み出すきっかけになります。
例えば、飛行機の翼は鳥の羽根を参考に作られました。これこそが、アナロジー思考の代表的な例です。
7. ブレインストーミングでたくさんのアイデアをだす
集団の力でアイデアを生み出す
なんでもそうですが、一人でたくさん考えるよりも、大人数で少しずつ自由にアイデアを出し合う方が、より多くの発想を生み出すことができますよね。この時に有効なのがブレーンストーミング
ちなみに、その時のルールは以下です。
- 批判はしない
- 自由な発想を大切にする
- 質より量を重視する
ブレインストーミングは、相乗効果を生み出し、革新的なアイデアに繋がる可能性があります。
8. アイデアを記録する
とにかくいろいろ考えを出してみておいて、これらをいつでも見返せるようにする
ただ、どんなに素晴らしいアイデアも、忘れてしまっては意味がありません。
- メモ帳を持ち歩く
- スマートフォンに記録する
- アイデア専用のノートを作る
沢山のアイデアを記録することで、いつでも振り返ることができ、新たな発想のきっかけになります。
9. アイデアが出ないときは休息をとる
脳をリラックスさせる
根を詰めすぎて集中しすぎると、かえってアイデアが浮かびにくくなることがあります。
- 適度に休憩をとる
- 睡眠をしっかりとる
- リラックスできる時間を作る
脳を休ませることで、創造性を回復させ、より良いアイデアを生み出すことができます。
10. 気づいたアイデアに基づき行動する
失敗してもいいから、まずはアイデアを実行に移す
アイデアは出せる。でも結果が出せない。アイデアは、実行して初めて価値を生み出します。
- まずは小さな一歩を踏み出す
- その際は完璧主義を捨てる
- 決して失敗を恐れない
考えだけでなく、一度行動することで、これまで意識していなかった新たな発見や課題に直面し、さらなるアイデアに繋がる可能性があります。
まとめ|アイデアを生み出すために
今回は、誰でも簡単にできるアイデア発想法のコツをご紹介しました。
これらのコツを常に意識することで、徐々に日常生活の中で自然とアイデアが生まれるようになるでしょう。
ぜひ、今日今この瞬間から実践してみてください。