column
デジ・ライフコラム
スマートフォンの動作を軽くする、ストレージを整理するなどの目的で利用される「クリーナーアプリ」。一見便利そうに見えますが、実はその中には悪質なものが存在していることをご存知でしょうか?パソコン教室へのご相談の多いクリーナーアプリの悪質性とその対策について解説します。
INDEX
1. クリーナーアプリとは?
多くのクリーナーアプリは、キャッシュの削除や不要ファイルの整理を行うことでスマホの動作を改善に役立っています。しかし、中には以下のような悪質な機能を持つものがあります。
- 個人情報の収集:ユーザーの連絡先や位置情報を無断で取得し、第三者に送信する。
- 不要な動作の追加:実際には必要のない最適化作業を行い、誤って危険性を煽ることで、有料版の購入を促す。
- マルウェアの埋め込み:クリーナーアプリを装ったマルウェアが端末に侵入し、データを盗み取るケースも報告されています。
- 広告の過剰表示:過剰な広告表示により、ユーザー体験を悪化させる。中には詐欺サイトに誘導するものも。こちらのご相談が一番多いです。
2. 悪質なクリーナーアプリを見分ける方法
悪質なクリーナーアプリをインストールしないためには、以下の点に注意しましょう。
- レビューを確認する:アプリストアのレビューを確認し、低評価の内容に注意を払う。特に「広告が多い」「動作が重くなった」といったコメントが目立つ場合は要注意です。
- 権限の確認:アプリが要求する権限が過剰ではないか確認しましょう。クリーナーアプリが位置情報や通話履歴へのアクセスを求める場合、怪しい可能性があります。
- 公式のアプリを選ぶ:信頼できる企業が提供している公式のアプリを選ぶことで、リスクを軽減できます。
3. クリーナーアプリを使わない選択肢
実は、スマートフォンには標準でクリーニング機能が備わっていることが多く、外部のクリーナーアプリを使わなくても十分に最適化が可能です。
- Androidの場合:設定メニュー内にある「ストレージ」からキャッシュを削除したり、不要なファイルを整理できます。
- iOSの場合:不要なアプリを削除することで、自動的にキャッシュがクリアされます。また、設定からストレージの使用状況を確認できます。
4. 被害に遭った場合の対策
もし悪質なクリーナーアプリをインストールしてしまった場合は、以下の手順を行いましょう。
- アプリのアンインストール:直ちにアンインストールし、動作に異常がないか確認します。
- セキュリティアプリでスキャン:信頼できるセキュリティアプリを使用して、端末をスキャンしましょう。
- パスワードの変更:個人情報が流出している可能性があるため、重要なアカウントのパスワードを変更してください。
- 専門家への相談:被害が深刻な場合は、専門家やサポートセンターに相談するのも有効です。ぜひパソコン教室へご相談ください。
まとめ
クリーナーアプリは便利な反面、悪質なものに引っかかると大きな被害を被る可能性があります。必要以上のクリーニングは不要であることを理解し、アプリ選びには慎重になることが大切です。スマートフォンの管理は、自分自身で行う意識を持ちましょう。
お困りごとがあればぜひパソコン教室へご相談ください。