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デジ・ライフコラム
Excelは、ビジネスシーンで欠かせないツールの一つです。しかし、多機能であるがゆえに、どこから手をつければ良いか迷ってしまう方も多いのではないでしょうか。
そこで、今回はExcel初心者の方でもすぐに業務効率化に繋がる、まず覚えるべき必須スキルを5つに厳選してご紹介します。
INDEX
①関数
Excelの醍醐味とも言える関数。四則演算はもちろん、SUM関数(合計)、AVERAGE関数(平均)、COUNT関数(データの個数)など、基本的な関数を使いこなせるようになるだけで、データ集計や分析が格段に楽になります。 例えば、毎月の売上データを管理している場合、SUM関数を使えば瞬時に合計売上を算出できます。また、AVERAGE関数を使えば、平均売上を把握し、業績の推移を分析することも可能です。 関数は、セルに「=」を入力し、関数名と引数(計算対象のセル範囲など)を指定することで使用できます。最初は難しく感じるかもしれませんが、実際に手を動かしながら、基本的な関数から少しずつ覚えていきましょう。
②ショートカットキー
ショートカットキーを使いこなす Excelには、作業効率を大幅に向上させるショートカットキーが数多く存在します。特に、以下のショートカットキーは覚えておくと便利です。
Ctrl + C:コピー
Ctrl + V:貼り付け
Ctrl + X:切り取り
Ctrl + Z:元に戻す
Ctrl + S:保存
これらのショートカットキーを使いこなせるようになると、マウス操作の回数が減り、作業時間を大幅に短縮できます。

③書式設定
書式設定を使いこなす Excelでは、セルの書式設定を自由に変更できます。数値の表示形式を変更したり、セルの色や罫線を設定したりすることで、データをより見やすく、分かりやすく整理できます。 例えば、金額を表示する場合、通貨記号やカンマ区切りを設定することで、見やすさが向上します。また、条件付き書式を使えば、特定の条件を満たすセルを自動的に強調表示することも可能です。 書式設定を使いこなすことで、データの見栄えを整えるだけでなく、データの分析や共有をスムーズに行うことができます。
④グラフ作成
グラフ作成をマスターする Excelでは、簡単にグラフを作成し、データを視覚的に表現できます。グラフを使うことで、データの傾向や分布を把握しやすくなり、説得力のある資料を作成できます。 例えば、売上データをグラフ化すれば、売上の推移が一目で分かります。また、棒グラフや円グラフなど、グラフの種類を使い分けることで、データの特性をより効果的に表現できます。

⑤ピボットテーブル
ピボットテーブルを使いこなす ピボットテーブルは、大量のデータを集計・分析するための強力なツールです。ピボットテーブルを使えば、複雑なデータも簡単に集計し、様々な角度から分析できます。 例えば、顧客の購買データをピボットテーブルで集計すれば、顧客の属性ごとの購買傾向や、商品ごとの売上ランキングなどを簡単に把握できます。 ピボットテーブルは、最初は少し難しく感じるかもしれませんが、使いこなせるようになると、データ分析の幅が格段に広がります。 これらのスキルを習得することで、Excelを使った業務効率は飛躍的に向上します。
⑥最後に
しかし、独学ではなかなか習得が難しいと感じる方もいるかもしれません。そのような場合は、パソコン教室に通うことを検討してみてはいかがでしょうか。 パソコン教室では、Excelの基礎から応用まで、プロの講師から体系的に学ぶことができます。また、質問や疑問にも丁寧に答えてくれるので、安心して学習を進めることができます。 パソコン教室を選ぶ際は、以下の点に注目して選びましょう。
- 自分のレベルや目的に合ったコースがあるか
- 通いやすい場所にあるか
- 受講料は予算に合っているか
- 無料体験レッスンがあるか 無料体験レッスンなどを活用し、自分に合ったパソコン教室を見つけて、Excelスキルを効率的に習得しましょう。
