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デジ・ライフコラム
こんにちは宮前校のオオヤです。
最近物騒な事件のニュースが多いと感じているのはわたしだけではないのでしょうか?
AIはローマ字読みで「愛」となるので少しダジャレ気味にタイトルを付けましたが、本題はAI(人工知能)を活用した安全と防犯対策についてです。AIというと難しそうでわたしには関係ないと思いがちですが、意外に身近なところで役立てることができそうです。
INDEX
1.「スマートカメラ」で安全安心
家の中や外の安全を守るために「スマートカメラ」を使うご家庭が増えています。これらのカメラはAIを使って、ただ映像を録画するだけでなく、周囲の動きや人物を識別することができます。例えば、家の前に見知らぬ人が近づいたとき、スマートカメラはその人物が「家族や友人」か「見知らぬ人」かを自動で判断します。もし見知らぬ人が近づいた場合、カメラは警告を出したり、スマートフォンに通知を送ったりします。
2.「スマートドアベル」で訪問者を確認
AI機能を搭載した「スマートドアベル」というものがあります。これは、玄関のドアの前に取り付けるカメラ付きのベルです。訪問者がドアベルを鳴らすと、スマートフォンにその映像が届きます。外出中でも、どんな人が来たのかをスマホで確認することができ、もし不審な人であれば警戒することができます。
3.「スマートホームシステム」で安全管理
AIを使った「スマートホームシステム」も、安全面でとても役立ちます。例えば、家の中にあるセンサーやカメラを使って、ドアや窓がきちんと閉まっているかをチェックすることができます。もし忘れて外出してしまった場合、スマートフォンを通じてその状況を確認し、ドアを閉める指示を送ることができるのです。また、外出中に家の電気をオン・オフしたり、テレビをつけたりすることができるので、家に誰かがいるように見せかけることができます。これによって、不審者が家に入りにくくなるという防犯対策にもなります。
4.非常時の対応支援
AIは、非常時の対応をサポートするためにも使えます。例えば、火災やガス漏れなどの異常を検知した場合、AIシステムがすぐに警報を鳴らしたり、家族や警備会社に通知を送ったりします。これにより、危険が迫っていることに早く気づき、迅速に行動できるようになります。また、AI搭載の緊急通報システムもあります。万が一、急病や事故が起きたとき、AIが自動的に最寄りの救急サービスに連絡を取ることができるものもあります。こうした技術は、特に一人暮らしのシニア世代にとって安心感を与えてくれます。
5.近隣の安全情報を確認
地域の安全情報を簡単にチェックすることもできます。例えば、スマートフォンのアプリを使って、近隣で起きた事件や事故の情報をリアルタイムで受け取ることができます。これにより、地域の安全状況を把握し、不安な場所や時間帯を避けることができます。自治体によっては、防犯や災害時の情報をAIで分析し、必要な地域に迅速に通知を送るシステムを導入しているところもあります。これにより、住んでいる地域の安全に関する情報を早く知ることができ、安心して暮らすことができます。
6.まとめ
AIを活用したいろいろな製品やサービスは家の中や外での安全を守るために役立ちそうです。特にシニア世代にとっては、外出時や一人でいるときに安心感を提供してくれるため、生活の質を向上させる大きな手助けとなります。初めてAIを使う方でも、手軽に始められるものも多いので、活用してより安全で安心な生活を送りたいですね。